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川島千夜(カワチヨ.)
オタ主婦マルチクリエイター
ライター/小説家/イラストレーター/ブロガー/漫画描き/YouTubeにハンドメイド作家など
肩書きにこだわらず色々やっていますが、実態はインドア派なゴリラ。
皆さんに「便利」と「楽しい」をお届けするのが生きがいです。
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    ベタの寿命による最後とその時の話(熱帯魚が死んでしまったら)

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    タイトルからわかるように、今回は切ないお話。

    本当は、あまりこのブログで切ないお話は書かないつもりでいたんですが、もともとどなたかがベタの飼育ケースを私の欲しいものリストから贈ってきてくれたのが元で、ベタを買うことにしたため、こちらでもご報告をと。

    あと、自分の身になって初めてわかったことですが、陸の動物(昆虫系は除く)とことなり、魚系は状況がわからず、寿命なのか病気なのか、はたまた死んでしまったのかの見極めすらわからなかったのですが、ネットを見てみたらけっこうそういった相談が多かったので、誰かの参考になればと書きます。

    私の死生観は独特かもしれず、「魚は平気で食べるくせに、熱帯魚には悲しむなよ」など人によっては気分を害する場合もあるかもしれないうえに、やっぱり私なので、少々やらかしている内容なので、合わないと感じた時点でインスタなどを開き、心癒やされる子猫の画像でも見てもらいたいと思います。

    目次

    ベタの寿命は?

    ベタ

    飼われているベタの場合、2~3年が寿命の目安だそうです。

    2~3年と言っても、ペットショップに陳列されている時点で半年~1年くらい経っちゃってることが多い為、実質一緒にいられるのは1~2年。

    ベタが「年魚」と呼ばれる謂われはこの辺りにあり、金魚なんかに比べてもかなり短命です。

    もちろん、個体差があるため、4~5年生きるケースもあるのですが、そこは人間でも平均寿命80年と言われつつも、110歳まで生きる人もいるのでたまたま「ご長寿」なベタをお迎えしたということ。

    カワチヨ.

    大切に飼ってやってください

    あと、アメリカなどでは平均4~5年生きると言われているのですが、これはたぶん、水質とか気候、水槽の規模の問題ではないかと言われています。

    寿命の前に病気や事故でベタが死んでしまうケースも

    ベタ

    ベタの死亡原因で一番多いのが「凍死」。

    1年で死んでしまうと思い込み、ヒーターをつけてあげず小さなグラスで飼って冬に弱らせてしまうケースが多いみたいです。(熱帯魚屋さんでも言っていました)

    あとは、ベタって頭がいいくせにおっちょこちょいというか……。

    私も経験があったのですが、フィルターやヒーターと水槽の間に入り込み、挟まれて出られなくなって溺死(ベタは60%肺呼吸なので)してしまうとか。

    カワチヨ.

    私も危なくやってしまうところでした。

    幸い私はすぐに発見できたのでよかったが、他にも、ベタはジャンプ力が強いため、水槽からダイブ(飛び出)して干からびて死んでしまったりと、かなり事故死パターンが多いんですよ。

    他は、水合わせに失敗してショック死とか、病気をもらってしまうとかもあるようですが、そんなこともなく無事生き延びても……2年くらいでやっぱりお別れはきてしまいます。

    ベタの最後の時とその様子

    様子がおかしいことに気がついた1週間前

    異常気象というか、災害クラスと言われたこの夏、30度以上続く暑さの中、ベタのアグニがご飯を食べなくなってきました。

    元々遡ることさらに1週間前から、3粒、4粒くらいしかご飯を食べないな~なんて思っていたのですが、死ぬ1週間前からは1粒くらいしかご飯を食べなくなってしまっていたのです。

    水温が上がりすぎたのかと水温計を見るも大体29度。

    今までなら30度くらいでも、むしろ元気なくらいでした。

    もちろん、水槽の蓋を穴あきの風通しのよい物にして、リビングのクーラーの冷気を扇風機で玄関に送り、水がお湯にならないよう気をつけていました。

    水質も、私は習慣になると熱を出しても同じことをするので、今まで通りに水の交換・水槽の掃除をしており、PHも変わっていないしコケも生えていない。

    水温問題なし。
    水質問題なし。

    尾っぽもきれいだし、斑点も出ていない。

    ただ、あまり泳がずジーッと底に沈んでいるか、お休みリーフの上でお休みしている時が大半だったので、これはそろそろお迎えがきているのかと覚悟をきめました。

    カワチヨ.

    ベタの晩年はこのお休みリーフが本当に大活躍したので、おすすめです

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    死ぬその日

    覚悟をしつつも、エサ粒を1~2個は食べていたある日。

    アグニが前日から、まったくエサを食べなくなってしまいました。

    無理をして食べさることもできないし、様子を見て食べられずに残されたエサを吸い取り(水が汚れるのを防ぐため)覚悟を決めました。

    食べていないからウンチも出ていないし、アグニも寝るか息吸うかしかしなくなっています。

    水槽
    亡くなる当日の朝の写真。全くご飯を食べてくれず。

    過去のブログを見ると、お迎えしたのが2016年の7月10日だったようなので、まる2年と10日ほど。

    ペットショップにいた期間を考えるとだいたい2年半くらいかな。

    これは……寿命です。

    ここでいたずらに薬浴などをして、余計なストレスを与えるよりかはと、旦那にアグニがヤバイことを伝えて様子を見ることにしました。

    でも、ここで疑問がわく。

    できれば最善を尽くしたいのですが、「最善の方法がわからない」。

    犬猫なら呼吸が苦しそうなら人工呼吸器つけてあげるし、痛いなら痛み止めを飲ませてあげたり、撫でたりと対処ができるのですが、水槽の中にいる彼になにができるのでしょうか……。

    しかたなく、仕事と家事の合間を縫って様子を見続けることに。

    時折苦しそうに横向きになったりして、「ああ……こりゃだめだなぁ」とみぞおちの辺りがギュっとなりますが、飼い主の勤めとしてただひたすらに見守り続けます。

    その時はやっぱり来る

    夕方くらいになり、お休みリーフの上に「横向き」になってのり、時折「コパァ」と呼吸をするアグニ。

    水底に沈んでしまうと呼吸のために水面に上がる体力が無いため、お休みリーフの上に横になって(もはや縦になれない)、口元を水上に上げているのが楽なよう。

    そこで、そっとポンプで水を吸い、水かさを減らし、水草をお休みリーフの下から支えられる位置に置き、状態を保ちやすくすることに。

    そんなおりに旦那が帰宅。

    やっぱり旦那的にも一目見て「ああ、これは今夜持たないかな……」と察する状態でした。

    それから数時間後、お休みリーフからはらりとアグニが落ち、「あ……アグニー!?」と私が声を上げました。

    イヌやネコまでが玄関に集まり、何事かと様子を見に来る状態。

    底に沈み横になったまま、ずっと動かなくなったアグニを見て、旦那が死んでしまったと判断。

    そして、邪魔になっている水草を横にずらした瞬間。

    アグニがブババババと最後の力を振り絞り、水槽に突っ込んでいた旦那の手に突進していったのです!!!

    「○■★!?」とよくわからない声を上げて、飛び上がる旦那。

    腰を浮かす私。

    逃げ出す犬猫たち。

    ぴくりとも動かなくなるアグニ。

    この数秒の間に、旦那の心に軽いトラウマを植え付け、アグニは一生を終えました。

    死んでしまったかわからない時にするベタへの対処法

    私が子どもの頃、親が金魚を飼っていたのですが、気がついたら死んでいて共食いされていた……。

    というケースが多かったので、魚が看取られる、魚を見送るという機会は本当に珍しいケースだったかと想います。

    切ないけど、旦那が帰ってくるまで頑張り、見送るチャンスをくれたアグニは偉い。

    カワチヨ.

    旦那の心には、軽いトラウマが残ったようだが

    でもその後、ふとした問題が立ち上がりました。

    アグニは本当に死んでしまったのか? という疑問。

    先ほどのように、動いていないからと言って死んでしまったと早合点するのは危険。

    なにせ、目の前で魚が死ぬという経験が無いため、本当にもう生体反応がないのかがわからないんですよ。

    ついでに、魚の場合常に目を開けているので、本気で見分けがつかない……。

    泣きながら困惑する私。悩む旦那。

    とりあえず、「お線香上げて、1本燃え尽きるまで様子をみよう」という結論に行き着く。

    お線香が燃え尽きるのがだいたい30分。
    そこまで待っても、動かなければもう確実にそこに魂はないはず。

    「まだ一生懸命生きてたらごめん……」と思いつつお線香を上げて、手を合わせる私。

    でも…………。

    30分後、やっぱりアグニは動かず、それどころかマッハの速度で腐敗が始まっていったようで、全体が白くなりお腹が膨れ始めてきたのです。

    たった30分で腐敗。

    よく、「死にゆく魚がいる水槽は嫌な臭いがする」と書いてあるのを見かけますが、アグニの場合、死んですぐはそんな臭いは気になりませんでした。

    でも、お線香を上げ終わったあと、水槽からなんとも言えない、苦いような腐敗臭が漂い始めていたのを感じました。

    夏というのもあるが、水槽の腐敗は本当に早いんだと思います。

    あとは、覚悟を決めた旦那がアグニをすくい上げ、私がキッチンペーパーに包み、水草と一緒にチューリップの球根が植わる庭へと埋葬。

    水槽からは嫌な臭いが出ているので早めに洗う。

    このようにちょっと生々しいけど、リアルな熱帯魚の埋葬は終わりました。

    というわけで熱帯魚が死んでしまったら

    私のように、本当に魂が抜け出てしまったのか判別がつかない場合、水槽の前でお線香1本上げてその間様子を見るのもあり。

    元々お通夜だって、仮死状態の人間を埋葬しなように一晩お線香を上げ続けるようにしたところからきたものなので、熱帯魚でもそうしてみるのも良いと思います。

    「お線香なんてねえよ」という一人暮らしのOLさんだったら、例えばアロマのろうそくを30分ほど燃やしてみるとかでもいいかもしれません。

    あと、埋葬が終わったら、水槽は速やかに片付けましょう。

    元々水槽にはバクテリアがいるので、尿や分などの毒を分解してくれると同時に、腐敗も早くなり衛生的にちょっとよくないかと思われます。

    カワチヨ.

    臭いますし……

    私は早急に水を捨て、中のアイテムは捨てて、ベランダで水槽を乾かしました。

    今後は……

    いまだに朝起きるとアグニにご飯を上げようと、無意識に玄関に行ってしまったりするし、帰った時に玄関脇に水槽がないのを見るとちょっと寂しくなったりしますが、ペットを飼う時にはこの寂しさも覚悟して飼っているので(それにしても熱帯魚でここまで切なくなるとは思わなかった)、仕方のないこと。

    水質の管理が悪かったのでは……とか、この暑さで水温が上がりすぎたのかな……とか、内心結構悩んだりしそうになりますが、やっぱり最善を尽くしたと思うようにしています。

    もう当分新しいベタをお迎えする予定はありませんが、欲しいものリストからベタの飼育ケースを贈ってくださった方、アグニにマジックリーフや水草を贈ってくれた方、アグニの動向をTwitterなどで気にしてくださった方々に改めてご報告と、感謝をします。

    そしてなにより、楽しい時をありがとう、アグニ。

    ベタ
    元気なときの姿

    \\ベタの飼い方についてはこちらで一覧になっています//

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