【再現レシピ】平安時代の唐菓子『索餅』と『黏臍』の作り方!硬すぎるけど素朴で美味しい歴史の

以前、平安時代の貴族の御膳を再現した、『平安御膳の再現レシピ』を紹介しました。

その中で一番美味しかったのが……唐菓子(笑)
米粉で作る素朴なお菓子なんですが、家で作りやすく、今の時代の味覚でも美味しく感じられるし、再現性も高いので、今回はそんな唐菓子の作り方を2種類も!!紹介します。
唐菓子とは?
平安というか奈良時代に唐(今の中国)から伝わってきたお菓子のことで、「八種(やくさ)、梅枝(ばいし)、桃枝(とうし)、桂心(けいしん)、黏臍(てんせい)」など色々あります。
因みに「唐菓子」と書いて「からくだもの」と読みますが、当時は果物もお菓子として扱われていたので(甘いからかな?)菓子とかいて「くだもの」とされていたようです。
そんな唐菓子の中から、今回は『索餅(さくべい)』と『黏臍(てんせい)』の2種の作り方を紹介します!!
索餅(さくべい)の作り方

索餅は米粉と小麦を練って上げた唐菓子。
唐菓子と言えばこれを思い浮かべるかもですが、こより状のこの形が輪廻転生・人生などを表し、七夕の行事にお供えされ、病よけとして食べられたことから、結構目にする機会が多いかと。
カワチヨ.因みにそうめんの起源とも言われてるよ!
そんな索餅の作り方はこちら。
- 米粉
- 小麦粉
- 砂糖
- 油
- 水
①米粉・小麦粉・砂糖をボウルに入れます。



②①のボウルに水を入れ生地が耳たぶくらいの固さになるまで練ります。


③お団子より少し大きい位の大きさにちぎり、細長く伸ばし、半分に折ってこより状の形にする。



④油で揚げる。

かなり簡単にできます。
黏臍(てんせい)の作り方

黏臍(てんせい)とは、臍(へそ)の形に似せて油で揚げた唐菓子で、仏様のお供え物として作られてきました。
因みに「黏」は「粘る」の旧漢字。
つまり「粘る、臍」という意味ですね(笑)
そんな黏臍の作り方はこちら。
- 米粉
- 蜂蜜
- お水
- 油
①米粉と蜂蜜をボウル入れます。


本来は索餅もですが、甘葛というツタから作り出した甘い樹液を使うのですが、今では手に入りません……。
ので、蜂蜜で代用します。
②熱湯を入れて混ぜます。


固さは紙粘土くらい。
すぐに表面が固まって、本当に紙粘土並みにパサパサになるので大急ぎで進めていきましょう。
③小分けしてドーナッツの形にする。


④熱湯で5分茹でる。

茹でているときに黏臍がボロボロになって、ちゃんと形を保つのが難しい!!

結果ちゃんとドーナツ状を保てたのが2個だけだったので、作る際は「太め」にして、バラバラにならないようにそっと茹でていくと良いかもしれません(涙)
⑤油で揚げる

ここでも注意が必要なんですが!!
米粉でベタベタなので、超くっつきやすいです。
くっつきやすいので、一気に入れるとくっつきます。
塊で揚がります。

なので、一気に入れると私の様にかき揚げみたいな塊ができます(苦笑)
動画でも作り方を紹介しています!!
5月8日に動画公開予定。
ぜひチャンネル登録してお待ちください!!
唐菓子2種の味は……!?
トラブルを起しつつもどうにか出来上がった2種の唐菓子『索餅』と『黏臍』。
味の方はというと……。
まず索餅

硬いです。
たぶん高齢者とか幼児はNGなレベルで硬いです。
幼少期に貧乏だった私は、ホットケーキミックスに薄力粉を混ぜてかさ増しし、味の薄い硬いサーターアンダギーを作ったのだったけど、その時の味がする。
米粉が混ざってる分、さらに硬さが気になるのだけれども、とても素朴な味がしていっそ美味しい。
黏臍は……

見た目はさっくりしてそうな黏臍。
一口かじ……囓る……かじ………。
めっっちゃ硬いです。
なんなら索米よりも硬いです!!
中身はちょっとだけモチモチしてて、例えるなら「お餅を油で揚げた感じ」。
ただし、米粉100%なだけあって、冷えれば冷えるほどカッチカチになります(汗)
もし硬くなりすぎたら、一回レンチンした方が良いでしょう。
味的には蜂蜜の仄かな香りがして、旦那は索餅よりも黏臍の方が好きという位。
索餅も黏臍も、糖質はかなりあるのでそこは注意ですが(笑)、余計な添加物も入ってないし、体に優しいことは確か。
歯応えもあって1~2個食べたらお腹いっぱいになるので、おやつにもぴったり。
なにより米粉さえあれば作り方は簡単なので、平安時代のお菓子の再現としては難易度も低くておすすめ!!
ただし……。
本当に硬いのでそこだけは注意しましょう(大笑)
\\その他歴史飯の再現レシピがたくさん//









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