霞ヶ浦でアメリカナマズ釣りをして食べてみた。釣り方のコツから捌き方・味まで徹底レビュー

以前、ナマズを食べよう!という企画を勝手に思いつき、『印旛沼水産センター』にナマズを食べにいきました。
そこで食べたナマズの天丼はふんわり柔らかで、臭みもなく、大変美味しゅうございまして。
そんなナマズ。実は釣れます。
なんなら外来種として在来種を絶滅させてしまう可能性があるので、釣って食べてくれるならそれに越したことはないと言われているほど。
今回は、バカ釣りバカの旦那氏が『釣って食べたい』と言い出しましたので、ナマズ釣りで有名な霞ヶ浦でのナマズの釣り方のコツ~捌き方~味の感想まで、ナマズモリモリで紹介します!!
霞ヶ浦でナマズを釣ろう
霞ヶ浦では現在、外来種であるアメリカナマズ(キャットフィッシュ)が大量発生中。
野食ハンターの茸本 朗さんも、アメリカナマズ釣り大会などを行い、積極的に釣って食べることを勧めていたりします。
ただし、特定外来種のアメリカナマズ(以下、アメナマと略します)は、食用としての利用とルールがありますので注意しましょう。
カワチヨ.あと、マナーも大事ね
アメリカナマズを釣る際のルール
アメナマは生きたままの持ち出しは原則禁止!!
持ち帰る場合は、釣り場でその場で締めて(血抜き・神経締めなど)からクーラーボックスに入れて運びましょう。
カワチヨ.おバカが、生きたまま持ってって、別の水場で放流したりするのを防ぐ為でしょうね…因みに密放流は厳罰です
「じゃあ、食べないし、持ち帰らないからその場でリリースしていいの?」と言われたら、それもNG。
釣ったその場で戻す(リリースする)ことは、同じく法律で原則禁止。
持ち帰らない場合は、その場で処分するか、現地の回収ボックスを利用しましょう。
カワチヨ.というわけで、命をムダにするのは日本人の心に反しますので、基本釣ったら食べる覚悟がおすすめ
もちろん、これは基本中の基本のルール。
- 釣り禁止のところではやらない
- ゴミは持ち帰る
- 騒がない
などのマナーはしっかり守りましょう。
ナマズ釣りの道具やエサは?
アメナマは底にオモリを沈めてエサを待つ「ぶっこみ釣り(吸い込み仕掛けなど)」が最も一般的。
- 長めの釣り竿(リールや糸は太めな方がおすすめ)
- 重り(ナス型錘6号がおすすめ)
- 仕掛け(針)
- タモ(網がないとメッチャ大変です)
- バケツ
- ナイフ(血抜き用)
- 軍手
この辺りが最低限の装備かなと。
あと、大体虫が多いので、虫除けとか、その辺は各々の環境で考えてください。
そして、絶対的におすすめなエサは……塩辛。
魚肉ソーセージやら、鯖の切り身やら、グミやら、どうとでも釣れると評判のアメナマですが、色々試した中で渋い日でも唯一釣れたのがイカの塩辛。
しかも、鯖とかだと鯉とか、ヘタすると亀が釣れたりして大騒ぎすることになるのが淡水での釣りなんですが、イカの塩辛だとせいぜい外道が釣れてもボラ。

カワチヨ.私的にはアメナマ釣りには「塩辛」をオススメします
アメリカナマズが釣れる場所
今回私は霞ヶ浦で釣りました。

霞ヶ浦には霞ヶ浦総合公園なる、大きな公園があるのですが、そこの敷地内では釣り禁止。
ただ、駐車場は使えるので、そこに車を置いて公園の敷地外で釣るのが結構楽。
そして、霞ヶ浦はちょくちょく釣り禁止ゾーンがあるので、そこはしっかり下調べしておきたいところ。
カワチヨ.釣り禁止という看板があっても気がつかなかったり、うっそうとした雑草で見えなくなっていたりすることもありますので、ネットで確認するのが確実
あとは、印旛沼水系、利根川水系、江戸川沿いと、どこでも「いるところにはいる」という状態なので、釣り禁止でなく、危険な場所でなければ、そこがポイント。
釣ったら血抜きをして持ち帰ろう
というわけで、釣り竿に塩辛をぶら下げて、投げて放置すること3時間で、2匹のアメナマをゲット。

水質的に良くは……ないと思うし、暖かい時期だと食中毒なども心配なので、ペットボトルに真水を入れて持っていって、バケツに入れ、エラを切ったらそこに漬けて血抜きをしましょう。
血が抜けたら軽くペットボトルの水で流して、氷をたっぷり入れたクーラーボックスで持ち帰ります。
特に夏場はあっという間に雑菌が増えるので、ともかく冷やしておきましょう。
アメリカナマズの下処理(捌き方)
ぬめり落とし
無事持って帰ってきたアメナマ。

結構デカいはずなので、シンクはしっかり片付けて、そして窓を開けると吉。
アメナマはヌルヌルで覆われているのですが、コレが臭い!!
なので、私は酢をブチかけて、激落ちくんで擦り洗い。
それでも取り切れないので、さらに熱湯をかけて、包丁の裏でこそいでヌルヌルを完膚なきまで取ります。

洗い終わったら、きっとナマズが白っぽくなっていることに驚くでしょう。
それでokです。
3枚おろしにする
そして、捌くときも、内臓を切るとメッチャ臭くなるので、結構気を使って切ります。
まずは背びれの後ろから包丁を入れて、硬いえら部分の骨を避けて、胸びれの後ろからお腹の方まで切っていきます。

この際、奥まで刃を入れると内臓を傷つけて、めっちゃ臭くなるので注意!!
場合によっては、胃に半分溶けた内容物が入っていたりして、キッチンで嗚咽することになります。
ともかく、少しずつ、背中側は骨のところまで。
お腹側は皮までにしましょう。
心配な場合は、背びれ~胸びれまでは包丁で。そこからお腹の部分はハサミでチョキチョキ切るのもあり。
切れたら繋がっているのは背骨だけの状態になっているはず。
ちょっとグロいですが、そしたら背びれの後ろの切り込み部分の骨をボキっと追って、頭を引っこ抜きます。
そうすると内蔵も一緒に引きずり出されるので、臭くならずに済みます。
内臓が抜きにくいときは、肛門からキッチンばさみを入れて、これも内臓を切らないよう気をつけながら皮を切っていきましょう。
カワチヨ.結構グロいね
あとは腹側の血合いをしっかりブラシなどで取っていきましょう。
血合いが残っているとこれまた臭いが残ってしまいます。
そして、骨に沿って3枚に落としていきます。
皮も剥いだら、ようやく見慣れた切り身の状態になります。

因みに、身が結構黄色いのでビビるかもしれませんが、これは食べている餌にカロテノイドという天然の色素が含まれている場合、その色が脂肪などに沈着しているから。
なので気にしなくても大丈夫です。
アメナマは揚げ物にするのが一番美味しい
以前、『印旛沼水産センター』でナマズを食べたときは、天ぷらの他に刺身も食べました……が!!
刺身で食べることができたのは養殖のナマズだから。
淡水魚はほぼ100%寄生虫がいます。ましてや利根川や霞ヶ浦の水産のナマズを生食で食べるのは危険of危険。
なので、仲間でしっかり火を通すのがベストなんですが、私的には揚げ物がおすすめ。
蒲焼きにもしたんですが、そこはかとないゲオ臭が結構しっかり残ってしまい……。
ですが、天ぷらやフライにするとふんわりした食感を残しつつも、臭いがほぼなくなるのでおすすめ。

ただし、やっぱり香りの向こう側に時折フワ……っと霞ヶ浦の風を感じます。
やはり、養殖のナマズとは訳が違います。
カワチヨ.私がかなり嗅覚に敏感なタイプってところもあって……。
なので、香りが気になる場合はタルタルソースをかけたりするとベスト。
カワチヨ.もしくは下味をしっかり付けて唐揚げにしても美味しいかも。

養殖のナマズよりも肉質がしっかりしており、ふんわりしつつも歯ごたえが楽しめるので、「どうせ釣ったのなら食べよう!!」という意気込みがある方も、そんなに落胆せずに済むかなと。
外来種として爆発的に増えてしまったアメリカナマズ。
釣る際のルールや、捌くときのコツ、しっかり火を通すなどの面倒くささはあるものの、在来種を守るためにも釣って食べるは非常に良いことなので、興味がある方はぜひ一度、やってみてはいかがでしょうか!!
\\他にも釣りのやり方・お話たくさんあります//











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